プロット型
辞典の「プロット型」項目一覧(10項目)。
タイムリープ
特定の時間を何度もやり直す、あるいは過去・未来へ移動するプロット型。ループの回数や規則を明確に設計しておかないと、緊張が読者に伝わらない。
デスゲームからの離脱
命を懸けたゲームや競争のルールに縛られた人物が、勝ち抜くのではなく、その仕組み自体から抜け出そうとするプロット型。ルールの外側に何があるかの設計が肝になる。
偽装関係(契約結婚・偽恋人)
何らかの事情で恋人や夫婦を「演じる」ところから始まるプロット型。演技だったはずの関係にいつ本物の感情が滲み出すかを見極める設計が肝になる。
再会もの
かつて縁のあった二人が、時を経て再び顔を合わせるところから始まるプロット型。別れていた期間に何が変わり、何が変わらなかったかの配分が物語の説得力を決める。
最後の一日
何かが終わる日、あるいは人物にとって最後になるとわかっている一日だけを切り取るプロット型。長い年月を圧縮して描く濃密さが持ち味になる。
三角関係
一人を巡って二人が対立する、あるいは一人が二人の間で揺れるプロット型。誰が「悪者」にもならない設計にできるかが、物語の後味を決める。
手紙・遺品から始まる
亡くなった、あるいは連絡の取れない誰かが遺した手紙や品物を受け取るところから始まるプロット型。差出人の不在そのものが物語を駆動する力になる。
追放から成り上がり
居場所を失った人物が、まったく別の場所で力を認められ、頭角を現していくプロット型。追放の理由が後半で意味を変えると、構成が一段深くなる。
入れ替わり
二人の人物の身体・立場・人生が入れ替わるプロット型。入れ替わった当人たちの内面の変化を、周囲との摩擦を通して見せられるかが要になる。
密室・限定空間
外部との往来が絶たれた場所に人物を閉じ込め、その中でだけ起きる出来事を描くプロット型。空間の外に出られない理由の説得力が、物語全体の土台になる。