プロット型

拾った手帳・落とし物

誰かの落とし物を拾ったことをきっかけに物語が動き出すプロット型。持ち主を探す行為そのものよりも、中身から見える他人の人生への興味が物語を駆動する。

#落とし物#手帳#プロット型

道端や電車の中、古書店の棚の隙間などで、誰かの落とし物――手帳、財布、一枚の写真――を拾ったことをきっかけに物語が動き出すプロット型である。落とし物の持ち主を探して届けるという行為そのものは単純だが、この型の面白さはむしろ、拾った物の中身から垣間見える見知らぬ他人の人生に、拾った側が興味を惹かれていく過程にある。

持ち主にたどり着くまでの時間をどれだけ引き延ばすかが構成の鍵になる。すぐに見つかってしまえば物語は成立しないが、探す過程で拾った側の生活や心情にも変化が生じるよう仕掛けておくと、単なる探し物の物語を超える。落とし物の中身が、持ち主にとって思いがけず大切なものだったと分かる展開は、この型の王道の落とし所である。

型のバリエーション

筋書きの例

組み合わせやすい題材

モチーフの「手紙」、プロット型の「手紙・遺品から始まる」と特に相性がよい。テーマの「記憶」を重ねると、拾った物が持ち主だけでなく拾った側の記憶をも揺さぶる仕掛けにできる。

関連項目

同じプロット型の項目

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