日本出典で確認

月日は百代の過客にして

月日は永遠の旅人であり、行き交う年もまた旅人である。

月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。

―― 松尾芭蕉(1644〜1694)
出典
松尾芭蕉『おくのほそ道』冒頭
原語
日本語
誰の言葉か
出典で確認。出典の文献で、本人の言葉として確認できる。李白「春夜宴桃李園序」の「夫天地者萬物之逆旅、光陰者百代之過客」を踏まえる。表記は写本・版本で揺れがあり、上は自筆本系の表記に寄せた

意味

時間そのものが旅人である。だから人生も旅であり、旅の途中で死んだ古人も多い。自分も旅に出よう、という書き出し。

背景

元禄2年(1689年)、芭蕉が東北・北陸への旅に出る決意を記した紀行文の一行目。

物語で使うなら

旅立ちの場面の題辞に。時間を旅人にたとえる比喩は、長い年月を扱う物語の冒頭に向く。

#旅#時間#芭蕉

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