日本出典で確認
月日は百代の過客にして
月日は永遠の旅人であり、行き交う年もまた旅人である。月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
- 出典
- 松尾芭蕉『おくのほそ道』冒頭
- 原語
- 日本語
- 誰の言葉か
- 出典で確認。出典の文献で、本人の言葉として確認できる。李白「春夜宴桃李園序」の「夫天地者萬物之逆旅、光陰者百代之過客」を踏まえる。表記は写本・版本で揺れがあり、上は自筆本系の表記に寄せた
意味
時間そのものが旅人である。だから人生も旅であり、旅の途中で死んだ古人も多い。自分も旅に出よう、という書き出し。
背景
元禄2年(1689年)、芭蕉が東北・北陸への旅に出る決意を記した紀行文の一行目。
物語で使うなら
旅立ちの場面の題辞に。時間を旅人にたとえる比喩は、長い年月を扱う物語の冒頭に向く。