日本出典で確認

はたらけど、はたらけど猶わが生活楽にならざり

働いても、働いても、私の暮らしは楽にならない。じっと手を見る。

はたらけど はたらけど猶わが生活楽にならざり ぢつと手を見る

―― 石川啄木(1886〜1912)
出典
石川啄木『一握の砂』(1910年)「我を愛する歌」
原語
日本語
誰の言葉か
出典で確認。出典の文献で、本人の言葉として確認できる。

意味

貧しさの歌。理屈を言わず、働く手を見つめる、という動作だけで終わるところにこの歌の力がある。

背景

新聞社の校正係として働きながら困窮していた啄木の、二十四歳の歌集。

物語で使うなら

貧しい主人公の生活を、説明せずに見せる手本。「手を見る」のような小さな動作で心情を語る技法の例として。

#貧しさ#労働#短歌

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