ギリシア・ローマ出典で確認
人生は短く、術は長い
人生は短く、術は長い。Ὁ βίος βραχύς, ἡ δὲ τέχνη μακρή
- 出典
- ヒポクラテス『箴言』第1章 第1節
- 原語
- 古代ギリシア語(ラテン語形 Ars longa, vita brevis)
- 誰の言葉か
- 出典で確認。出典の文献で、本人の言葉として確認できる。ヒポクラテス全集は複数の著者の手になるが、この箴言は伝統的にヒポクラテスのものとされる
意味
技術(医術)を身につけるには長い時間が要るのに、人の一生は短い、という嘆きであり戒め。「機会は逃げやすく、経験はあてにならず、判断は難しい」と続く。後世には「芸術は永く、人生は短し」と読み替えられた。
背景
医学の書の冒頭に置かれた言葉。学ぶ側の覚悟を促すものだった。
物語で使うなら
何かを極めようとする人物の焦りや、師の死の場面に。「術」を何と読み替えるか(料理、剣、帳簿)で作品の色が出る。