日本出典で確認

ゆく河の流れは絶えずして

流れゆく河の流れは絶えることがなく、しかも元の水ではない。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。

―― 鴨長明(1155ごろ〜1216)
出典
鴨長明『方丈記』(1212年)冒頭
原語
日本語
誰の言葉か
出典で確認。出典の文献で、本人の言葉として確認できる。

意味

河は同じ河に見えて、水は常に入れ替わっている。人も住まいも同じで、永く留まるものは無い。無常を河と泡で示した書き出し。

背景

大火・辻風・飢饉・地震を経験した長明が、山中の方丈の庵で書いた随筆。

物語で使うなら

災害や戦のあとの街を描く場面の題辞に。「同じ川に二度入れない」(ヘラクレイトス)と並べると、東西の無常観の比較になる。

#無常#河#中世

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