夜
7 作品(小説1件・イラスト6件)
イラスト

駅のない駅 キービジュアル
深夜の各駅停車。緑の座席にスーツの男が一人、窓の外の薄暗いホームを見ている。時刻表にない駅に、電車は停まっている。短編『駅のない駅』のキービジュアル。表紙はこの絵に題字を載せたもの。

星を売る店 キービジュアル
夜の路地の奥、小さな瓶がびっしり並ぶ店のカウンターで、白髪眼鏡の老店主が光る星を手に差し出し、リュックを背負った青年が見つめている。三日月と星空。短編『星を売る店』のキービジュアル。

月の街道
満月の下、地平線まで真っ直ぐに伸びる一本道。センターラインの白い破線が奥へ小さくなりながら消えていき、道の両脇には並木が等間隔に並んでいる。日常のすぐ隣にある、少しだけ不思議な夜道。

雪の街角
雪の降る夜の街並みに、窓明かりが点々と灯っている。街灯の光の輪の中を雪片がゆっくりと落ちていき、足元にはまだ誰の足跡もついていない。誰かの帰りを待つ部屋がどこかにあるような、そんな夜。

雨の交差点
夜更けの交差点、誰もいない路面に信号と街灯の光だけが濡れて滲んでいる。降りしきる雨が、色を少しずつ引き延ばして水面に沈めていく。何かが起きた後のような、何も起きていないような、そんな一瞬。

夜の図書館
閉館後の書架の間に、天窓から三筋の光が静かに落ちる。塵が光の中でだけ見える一瞬をとらえた、物語のかたちをとらない一枚。積み重なった背表紙の色だけが、そこに誰かがいた時間を語っている。
