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3 作品(小説2件・イラスト1件)
古書店の二階の小さな部屋。積まれた本と卓上ランプの夜、契約書を手に困った顔の女の肩を、シャツ姿の男が後ろからそっと抱いている。小説の表紙。
祖母の遺した古書店を守るため、汐里は一年限りの契約結婚を選んだ。家賃も家事分担も寝室の別も明記された契約書に、夫となる建築家はただ一条だけ、書かれていない条件を加えてきた——「毎晩、少しだけ抱きしめさせてほしい」。
建国祭の夜、伯爵令嬢イザベルは王太子から大勢の前で婚約破棄を告げられる。すべてを失った彼女に、隣国の若き公爵が歩み寄り、静かに手を差し出す。──長年見つめ続けてきた想いが、身分差を越えて花開く宮廷溺愛譚。
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