辞典「関係性」から探す物語
登場人物の関係性から探す特集です。辞典の同じ関係性に属する項目のタグを持つ作品を集めました。
この特集の作品

最弱テイマーが拾った卵は、竜でした 第二話 食べるもの
七日目。体長九センチ、体重は卵込みで百三十グラム。干し肉は噛んでやらないと食べない。何を食べる生き物なのか、誰も知らない。記録が無いからだ。ロウは従魔市を回って、穀物、野菜、干し草、虫、魚、乳、卵と、片端から試す。声の大きい商人ガドーが、チビを見て、黙る。夕方、測りの分銅を、チビが舐めた。

最弱テイマーが拾った卵は、竜でした 第一話 拾う
従魔一匹しか従えられない等外テイマーのロウは、二十六歳でギルドの札を外された。帰り道、東の岩場の石の窪みに卵が一つあった。転がっていたのではなく、置いてあった。その夜、宿の部屋で卵が割れる。出てきたのは手のひらに乗る大きさで、火も吐けず、飛べもしない。三百年前に絶えたはずの生き物だった。

境界の従者 第一話 守られすぎた当主
没落しかけた子爵家に仕える従者ラウルは、病弱な若き当主イーサンのために、これまで幾度となく危険な役目を身代わりで引き受けてきた。ある日イーサンから告げられた一言が、ラウルの献身の意味を揺るがす。

境界の従者 第二話 債権者たちの影
家門を狙う債権者たちの脅威が強まる中、イーサンは自らの意志で交渉の矢面に立とうとする。止めようとするラウルとの間に、これまでなかった緊張が生まれていく。

境界の従者 第三話 盾を置く日
最後の交渉の場で、ラウルはこれまでのように身代わりになることをやめる。自己犠牲ではなく、対等な信頼として結ばれ直す主従の物語の決着編。

火消の梯子
江戸の片隅、小さな町火消の組に生まれ育った若者が、亡き父から纏持ちの役目を継ぐ。火事場で本当に守るべきものは何か。師匠と仲間たちに支えられながら、不器用に、しかし確かに一人前になっていく姿を描く、静かな職人の物語。

最後の宿題
廃校が決まった小さな島の小学校で、最後の一年を受け持つことになった四十代の教師と、たった三人の児童たち。特別なことは何も起きない、けれど確かに積み重なっていく日々を、卒業式の朝まで静かに描く。
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