ギリシア・ローマ出典で確認

吟味されない人生は、人にとって生きるに値しない

吟味されない人生は、人にとって生きるに値しない。

ὁ δὲ ἀνεξέταστος βίος οὐ βιωτὸς ἀνθρώπῳ

―― ソクラテス(プラトンの記述による)(前469ごろ〜前399)
出典
プラトン『ソクラテスの弁明』38a
原語
古代ギリシア語
誰の言葉か
出典で確認。出典の文献で、本人の言葉として確認できる。ソクラテス自身は著作を残していない。この言葉はプラトンが法廷でのソクラテスの弁論として書いたもの

意味

自分の生き方を問い直さずに過ごす人生には、人間らしい価値が無い、という宣言。死刑を避けるために哲学をやめると誓えば助かる場面で、それを拒む理由として語られた。

背景

アテナイの法廷。「哲学をやめれば放免する」という妥協案に対し、ソクラテスは「それはできない」と答え、この一文を続ける。直後に死刑判決が下る。

物語で使うなら

命と信念を天秤にかける場面の台詞に。あるいは、惰性で生きてきた人物が初めて自分に問いを向ける転回点の題辞に。

#哲学#信念#古代ギリシア

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