ギリシア・ローマ出典で確認
人を悩ませるのは物事ではなく、物事についての考えである
人を動揺させるのは物事そのものではなく、物事についての考えである。Ταράσσει τοὺς ἀνθρώπους οὐ τὰ πράγματα, ἀλλὰ τὰ περὶ τῶν πραγμάτων δόγματα
- 出典
- エピクテトス『提要(エンケイリディオン)』第5章
- 原語
- 古代ギリシア語
- 誰の言葉か
- 出典で確認。出典の文献で、本人の言葉として確認できる。エピクテトス自身は書き残さず、弟子アリアノスの筆録による
意味
死そのものは恐ろしくない。死を恐ろしいと思う考えが恐ろしいのだ、と続く。自分の力の及ぶのは「考え」の側だけだ、というストア派の核心。
背景
奴隷の身分から解放され、哲学を教えたエピクテトスの講義録。
物語で使うなら
恐怖に飲まれた人物が立ち直る場面の理屈に。師の台詞として使うと説教臭くなるので、主人公が自分で思い出す形が良い。