漫画 K-03AI制作での運用
発注書にカメラと構図を言葉で書く
別名: プロンプトのカメラ指定
ショットの大きさ、アングル、レンズ、光、人物の位置を文章で具体的に書き、コマ割りの意図どおりの絵を得る。
どういう技法か
画像生成の発注書に、キーワードを並べるのではなく、場面を文章で描写し、カメラの位置と構図を明記する運用である。寄りか引きか、見上げか見下ろしか、どのレンズか、光がどこから来るか、人物が画面のどこにいるかを書く。Googleの公式ブログとドキュメントは、場面を叙述的に書くこと、写真用語で構図を制御することを勧めている。
なぜ効くのか
漫画のコマは、ネームの段階でカメラの位置と大きさが決まっている。発注書にそれが書かれていないと、モデルは平凡な正面の中景を選びがちで、コマ同士の変化がなくなる。公式の案内でも、具体的に書くほど結果を制御しやすいとされる。言葉で書いておけば、作り直しても同じ構図を再現しやすい。カメラの指定は、コマごとの変化とリズムを作る基礎になる。
やり方
- ショットの大きさ(顔のアップ、腰から上、全身、遠景)を書く
- アングル(目の高さ、見上げ、見下ろし、斜め)を書く
- 人物の画面上の位置と向き(右寄り、左を向く)を書く
- 光の方向と時間帯、場面の空気を一文で書く
- レンズの感じ(広角で奥行き、望遠で背景を圧縮)を必要に応じて足す
使いどころ
すべてのコマの発注で使う。特に見せ場の大ゴマ、アクション、会話の切り返しなど、構図が意味を持つコマでは細かく書く。同じ場所の連続したコマでは、背景と光の記述を使い回して統一する。
やりすぎ・失敗
指示を詰め込みすぎると、どれかが無視されたり、矛盾したりする。専門用語だけで場面の説明がないと、人物の表情や関係が伝わらない。毎回違う書き方をすると、作品のトーンがそろわない。
AIコミックでの使い方
発注書を「ショット・アングル・人物と位置・表情・光・背景・禁止事項」の順の定型にする。layout JSONのコマの縦横比と大きさを先に決め、その比率を発注書にも書く。縦長のコマに横長の絵が来ると切り抜きで構図が崩れるためである。
この技法を使ったAIコミック
まだありません。
出典
- How to prompt Gemini 2.5 Flash Image Generation for the best results(2025)
キーワードの羅列でなく場面を描写する、写真用語で構図を制御
- Image generation(Nano Banana)
ショットの種類・アングル・レンズ・光を書くと制御しやすい