漫画 K-06AI制作での運用

吹き出しの置き場を絵の中に残す

別名: セリフ用の空き

発注の段階で、吹き出しやナレーションを置く空きを絵の中に指定し、合成時に顔や手を隠さずに済むようにする。

どういう技法か

後から吹き出しを重ねることを前提に、絵の中に文字を置くための空いた場所を作らせる運用である。人物の頭の上や、コマの右上などを空や壁、暗い背景の無地の部分にする。写植の慣習では、吹き出しで重要な人物の顔を隠さないこと、手や足もできるだけ隠さないことが勧められている。空きの位置は、ネームで決めた吹き出しの位置から逆算する。

なぜ効くのか

画像生成は画面を隅々まで描き込もうとする傾向があり、そのままでは吹き出しを置くと必ず何かを隠す。先に空きを指定しておけば、合成時に顔や動作を隠さずに文字を置ける。右綴じの漫画は右上から読むので、右上に空きがあると最初の吹き出しが自然な位置に来る。絵と文字が最初から一つの画面として設計されていれば、合成後の仕上がりも自然になる。

やり方

  1. ネームで各コマの吹き出しの数と位置を決める
  2. 発注書に「画面の上部3分の1は空と壁だけ」のように空きを書く
  3. 話者は吹き出しの近くに配置するよう人物の位置を指定する
  4. 空きの背景は無地に近く明るい所にして、文字を読みやすくする

使いどころ

セリフのあるすべてのコマで考える。会話が多いコマ、ナレーションを入れるコマ、スマホの小さい画面で読まれる作品では特に広めに空ける。吹き出しの少ないアクションのコマでも、擬音の置き場を考えて空きを作る。

やりすぎ・失敗

空きを大きく取りすぎると、人物が小さくなり絵の迫力が落ちる。空きが画面の中央にあると構図が不自然になる。空きの指定を忘れると、吹き出しが顔や手に重なる。空きに不自然な無地の壁が続くのも避ける。

AIコミックでの使い方

編集部の運用では、layout JSONに吹き出しの位置と大きさを先に書き、その範囲を発注書で「空きにする範囲」として言葉にする。生成後、吹き出しが顔にかかる場合は、吹き出しの位置を動かすか、人物の位置を指定し直して作り直す。

この技法を使ったAIコミック

まだありません。

出典

#AI制作#吹き出し#構図

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