漫画 A-09構成・ネーム

1ページの情報量とコマ数の目安

別名: コマ数

1ページのコマ数はおおむね5〜7、多くても8程度が目安とされる。情報を詰めすぎず、大小のメリハリをつける。

どういう技法か

1ページに置くコマの数と、そこに入れる情報量の目安である。小学館の新人向け講座は、1ページ最大8コマ、理想は5コマ程度としている。いちあっぷの解説は平均的な日本の漫画を1ページ平均6コマとし、アドビの解説は電子コミックでは5〜7コマが主流としている。コマ数そのものより、コマの大きさに差をつけて、どこが大事かを見せることが重要とされる。

なぜ効くのか

コマが多いと1コマが小さくなり、絵も文字も読みにくくなる。講師の解説では、小さなコマは情報量が増えて読む速度が落ち、大きなコマはインパクトを重視すると説明される。読者の注意には限りがあるため、1ページの情報が多すぎると重要な絵が埋もれる。反対にコマが少なすぎると、話が進まず間延びする。スマホで読む場合は画面が小さいため、少なめのコマ数が向く。

やり方

  1. 1ページのコマ数はまず5〜6で組み、必要に応じて増減する
  2. 1ページに大ゴマ1つ・中ゴマ・小ゴマを混ぜて差をつける
  3. 1コマに入れる台詞は1〜2フキダシに抑え、多い時はコマを分ける
  4. 小さなコマには顔のアップや小物など、情報が少ない絵を割り当てる

使いどころ

ネームの段階でページ全体の密度を決めるときに使う。会話が多い場面、アクションが続く場面でコマ数を調整する目安になる。スマホ前提の作品では少なめを基準にする。ページごとのコマ数が偏っていないかを見直す時にも使う。

やりすぎ・失敗

話を詰め込むためにコマを8以上に増やすと、読みにくく、重要な絵が小さくなる。逆に、全部のコマを大きくすると強弱がなくなり、どこが見せ場か分からなくなる。コマ数が一定すぎるのも単調である。

AIコミックでの使い方

1話8ページ・15コマ前後なら1ページ平均2コマ程度で、紙の標準よりかなり少ない。そのぶん1コマの情報量が増えるので、発注書では主役と背景の優先順位をはっきり書く。スマホで読むため、フキダシは1コマ2つまでをlayout JSONの上限にし、超える場合はコマを足す。

この技法を使ったAIコミック

まだありません。

出典

#構成#コマ数#情報量

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