漫画 B-01コマ割り
基本の段組み
別名: 3段・4段、基本形
1ページを横に3〜4段に分け、段の中を縦線で区切る。段ごとに縦の区切り位置をずらして読み順を明確にする。
どういう技法か
コマ割りの出発点となる形で、ページを横方向の区切りで3〜4段に分け、各段を縦の区切りで1〜3コマに分ける。いちあっぷの入門記事は、3〜4段の構成から始め、そこから大小の差をつけて6〜8コマ程度に変形していく手順を示している。段ごとに縦の区切り線の位置をずらすことが、読み順を迷わせないための約束とされる。
なぜ効くのか
日本の漫画は右から左、上から下に読む。段がはっきりしていれば、読者は「この段を右から左へ読み終えたら下の段へ」という単純な規則で迷わず進める。上下の段で縦の区切り線が一直線にそろうと、段の区切りより縦の線が強く見え、上から下へ縦に読んでしまう誤読が起きやすい。ずらすことで段のまとまりが目に入りやすくなる。
やり方
- ページを3段(ゆったり)か4段(会話が多い時)に横に分ける
- 各段を1〜3コマに縦に分け、上下の段で縦線の位置をそろえない
- 段の上下の間白は、左右の間白より広くとる
- 基本形を作ってから、見せたいコマを広げて大小の差をつける
使いどころ
ネームを切り始める最初の下地として、どの場面でも使う。会話中心の場面や、落ち着いた日常場面ではこの基本形に近いほど読みやすい。迷ったら基本形に戻すのが、読みやすさを保つ安全な方法である。
やりすぎ・失敗
基本形のままで全ページを通すと単調になる。逆に、基本形を崩しすぎて段が見えなくなると読み順が分からなくなる。上下の段の縦線がそろった「格子」状の割り方は、読み順が曖昧になりやすい。
AIコミックでの使い方
layout JSONのテンプレートとして、3段型・4段型の座標を用意しておき、そこから大ゴマを作るようにセルを結合する。縦の区切りは段ごとに位置を変える。縦スクロールでも読むので、各段が1画面に収まる高さかを確認する。
この技法を使ったAIコミック
まだありません。
出典
- マンガ!コマ割り入門① ~コマ割りの約束と基本形~
3〜4段を基本形とし、縦ラインをずらして読み順を明確にする
- コマ割りについて(前編)
読む順序と、上下を広く左右を狭くとる間隔