モチーフ・題材

帽子

顔の一部を隠しながらも個性を際立たせるという二面性を持つモチーフ。かぶる、外す、渡すという単純な動作に感情の機微を託しやすい。

#帽子#モチーフ

顔の一部を隠しながらも、その形やかぶり方によってかえって個性を際立たせるという二面性を持つモチーフである。人目を避けたいときには目深にかぶって顔を隠す道具になり、逆に誰かに見つけてほしいときには目立つ色や形の帽子が目印にもなる。かぶる、外す、渡すという単純な動作の一つひとつに、緊張や親愛、決意といった感情の機微を託しやすく、台詞に頼らない演出ができる点がこのモチーフの強みである。

帽子はまた、誰かから譲り受けた形見としても扱いやすい。頭にかぶるものだからこそ身体的な近さを感じさせ、譲り受けた者がそれをかぶる場面には、故人や譲った人物の存在をまとうような特別な意味が生まれる。

型のバリエーション

筋書きの例

組み合わせやすい題材

舞台の「劇場の楽屋」、テーマの「正体の秘密」と特に相性がよい。舞台の「遊園地の閉園後」と重ねると、風に飛ばされる帽子という具体的な出会いの装置として機能する。

関連項目

同じモチーフ・題材の項目

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