モチーフ・題材

ラジオ

顔の見えない誰かに向けて声だけが届けられるという、一方向的でありながら親密なメディアとして機能するモチーフ。決まった時間に流れる番組が、日課や約束の代わりを果たす。

#ラジオ#モチーフ

顔の見えない誰かに向けて、声だけが届けられるという、一方向的でありながらどこか親密なメディアとして機能するモチーフである。深夜放送、決まった時間に流れる番組、故障寸前の古いラジオ――ラジオは受け手を選ばないはずなのに、聴く側は「自分だけに語りかけられている」ような錯覚を抱きやすい。この一方通行の親密さが、孤独な時間を埋める存在としてラジオを機能させる。

決まった時間に決まった番組を聴くという習慣は、日課や約束の代わりを果たす。誰かと同じ番組を同じ時間に聴いているという事実だけで、離れた場所にいる二人を緩やかに結びつけられる。またラジオへの投稿や、聴取者からのリクエストというやり取りは、直接顔を合わせずに気持ちを伝える手段としても使いやすい。

型のバリエーション

筋書きの例

組み合わせやすい題材

舞台の「深夜の職場」、テーマの「孤独と連帯」、モチーフの「手紙」と特に相性がよい。長距離の関係性を扱うプロット型と重ねると、直接会えない距離をラジオが埋める装置として機能する。

関連項目

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