日本出典で確認
智に働けば角が立つ
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。- 出典
- 夏目漱石『草枕』(1906年)冒頭
- 原語
- 日本語
- 誰の言葉か
- 出典で確認。出典の文献で、本人の言葉として確認できる。
意味
理屈で動けば人とぶつかり、情に流されれば自分を失い、意地を張れば身動きがとれない。人の世はどう生きても住みにくい。だから詩が生まれ、絵が生まれる、と続く。
背景
山道を登りながら画工が考える、小説の書き出し。「住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る」。
物語で使うなら
世渡りの下手な人物の独白に。三つの生き方を三人の登場人物に振り分けると、群像劇の設計になる。