ギリシア・ローマ出典で確認

賽は投げられた

賽は投げられた。

Iacta alea est(慣用の語順は alea iacta est)

―― ユリウス・カエサル(前100〜前44)
出典
スエトニウス『ローマ皇帝伝』「神君ユリウス」32。プルタルコス『英雄伝』「ポンペイウス」60 では、カエサルがギリシア語の諺で「賽を投げさせよ」と言ったとする
原語
ラテン語
誰の言葉か
出典で確認。出典の文献で、本人の言葉として確認できる。言った事実は複数の史家が伝えるが、スエトニウスの原文は「Iacta alea est」の語順。広まっている「alea iacta est」は後世の慣用形。プルタルコスはギリシア語の「賽を投げさせよ」とする

意味

もう後戻りはできない、という決断の言葉。賭けの賽を振ってしまった以上、あとは出た目を受け入れるしかない。

背景

前49年、カエサルは元老院の命令に逆らい、軍を率いてルビコン川を渡った。渡れば反逆となる境で、この言葉を口にしたと伝わる。

物語で使うなら

引き返せない一線を越える場面に。ただし有名すぎるので、台詞として言わせるより、越えたあとの沈黙の中で語り手が思い出す方が効く。

#決断#ローマ#戦い

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