アニメ E-08撮影・特殊効果

フレア・グロー・ディフュージョン

別名: レンズフレア、ハレーション、グロー、ディフュージョン、パラ

レンズで起きる光のにじみや反射を模倣して、まぶしさや湿度、画面の空気感を加える撮影処理。

どういう技法か

フレアやハレーションは、強い光源がレンズ内で反射・散乱して生じる光の輪やにじみを模した処理である。グローは明るい部分をぼかして周囲に光を広げる処理で、ディフュージョンは画面全体に光をにじませる処理である。ディフュージョンを全体にかけると、しっとりとした湿度感のある雰囲気になると説明される。デジタル化以降、アナモルフィック風のフレアなどが監督の作風として使われる例も論じられている。

なぜ効くのか

レンズの光学的な不完全さは、実写映像を見慣れた観客に「カメラで撮った」という手触りを与える。フレアは強い光源の存在を示し、まぶしさを感じさせる。全体のにじみは輪郭の硬さを和らげ、湿った空気、夢や回想の柔らかさを伝える。光の量をわずかに変えるだけで、同じ絵が朝にも夕方にも見えるほど、印象の変化は大きい。

やり方

  1. 光源の位置を確認し、フレアの出る方向をそろえる
  2. 明るい部分だけを抜き出してぼかし、重ねてグローにする
  3. 場面の空気感に合わせて、全体のディフュージョンの強さを決める
  4. 同じ場面のカット間で、処理の強さをそろえる

使いどころ

逆光、日の出・夕日、夜の街灯、夢・回想の柔らかい場面、強い光を伴う決めの瞬間。画面に湿度や温度を足し、実写のカメラで撮ったような手触りを与えたいとき。光源の位置に合わせる。

やりすぎ・失敗

フレアが画面の主役を隠すと本末転倒になる。どのカットにも同じフレアを入れると、飾りとして浮く。ディフュージョンを強くしすぎると、輪郭が甘く眠たい画面になる。字幕も読みにくくなる。

AIアニメでの使い方

モーションコミックでは、場面ごとにディフュージョンの強さを決め、回想や夢の場面だけ強めると区別がつく(F-08と併用)。フレアは画像生成の段階で逆光の構図として描かせ、後から足すのは控えめにする。字幕の読みやすさを損なわないよう、画面下部の明るさは抑える。

この技法を使ったAIアニメ

まだありません。

出典

#撮影#光#レンズ

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