漫画 B-09コマ割り

等しいコマの連続

別名: 均等割り、同じ大きさのコマ

同じ大きさのコマを並べることで、一定の時間の刻みや、同時に起きている出来事を表す技法。

どういう技法か

同じ形・同じ大きさのコマを横や縦に並べる割り方である。MediBangの講座は、同じ大きさのコマを並べると読者はそれを同時に起こった出来事と認識すると説明する。アドビの解説は、同じ構図のコマを複数並べて時間の経過を表す方法を挙げる。大小の差をつける通常の割り方とは逆に、あえて差をなくすことで意味を持たせる。

なぜ効くのか

コマの大きさに差があると、読者は大きなコマを重要と受け取る。差がないと、各コマは同じ重さで読まれ、並列の関係や規則的な時間の刻みが伝わる。また、同じ大きさのコマは読む時間もほぼ同じになるため、一定のリズムが生まれる。このリズムは時計の針のような時間の経過や、複数の場所での同時進行を表すのに向く。大小の差をつけるのが通常であるため、差のなさが意図として伝わる。

やり方

  1. 同時に起きている複数の場面を、同じ大きさのコマに1つずつ入れる
  2. 一定間隔の時間経過を見せる時は、同じ大きさで同じ構図を並べる
  3. リズムを崩したい瞬間だけ、大きなコマを1つ入れる
  4. 並べるコマは3〜4コマ程度にとどめ、長く続けない

使いどころ

別々の場所で人物が同時に何かをしている場面、待つ・考えるなど時間が過ぎる場面、会話の応酬のテンポを一定にしたい場面で使う。コマの中身だけが少しずつ変わる反復表現とも相性がよい。

やりすぎ・失敗

全ページを均等割りにすると、見せ場がなくなり単調になる。並べる意図がないのに同じ大きさが続くと、ただ平板に見える。同時進行を示すなら、各コマの場所の違いが一目で分かるようにする。

AIコミックでの使い方

layout JSONで同じ寸法のコマを並べるのは簡単だが、生成画像の構図が毎回違うと並列の効果が弱まる。発注書では同じカメラ位置・同じ画角・同じ光を共通文として書き、変える要素だけを明記する。

この技法を使ったAIコミック

まだありません。

出典

#コマ割り#リズム#同時進行

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