連載記録
連載記録 ― 各話の要約と、増えた設定
『悪女と呼ばれた侯爵夫人は、離縁状に判を押してから本気を出す』の公開した話の要約と、書いているうちに増えた設定、次話への引き。次の話は設計書とここの直前の話だけを読んで書く。読んだ話の中身が書いてある。
この先は、まだ公開していない話の筋が書いてあります。小説を先に読む方は開かないでください。開いて読む
公開した話の中身が書いてあります。
この棚は、次の話を書くための紙です。次の話は、企画書・世界観・登場人物・伏線表・各話プロットと、 ここの直前の話の要約だけを読んで書きます。本文そのものは読み返しません。
第1話「第一話 判を押す」(2026-09-22 公開)
何が起きたか
秋の午後、侯爵ラウルが書斎で離縁を切り出す。長い前置きと、再婚相手リゼットの名。アデルは三百の年金を断り、家が南の林を担保に入れていることを言い当てる。「それで全部ですか」と訊いてから、懐の古い判を出し、朱肉を水で練って、離縁状に自分から押す。「すまない」「何がですか」。部屋でリゼットに会い、悪女の噂を全部「やりました」と認め、理由は言わない。書斎の右から三つ目の抽斗を見るように言い残す。鞄三つ(衣類・銀器・四十七通の証文)を自分で持って、歩いて河港へ。実家アルデール商会に入り、弟クレイと番頭ゴダールの前に証文の束を置く。
増えた設定
- 離縁状は双方の判で成立する。夫の一存では成立しない
- 婚姻中に自分の名で結んだ契約は、離縁時に持ち帰れる
- アデルの判は柘植。婚姻前から使っている
- 四十七通の内訳:麻が年に四十車、塩が樽で百二十、河港の船枠が年に九十日
- ヴェルンハイム家は三年前、南の林を担保に入れている
次の話への引き
ゴダールが十年間、帳面を送り続けていた理由。リゼットが抽斗を開けるかどうか。