モチーフ・題材

灯台

陸の果てに立ち、暗闇の中で規則的に光を放ち続ける存在として機能するモチーフ。誰かを待ち続ける、あるいは誰かの帰る場所であり続けるという象徴性を持つ。

#灯台#モチーフ

陸の果て、あるいは孤立した岬や島に立ち、暗闇の中でも規則的に光を放ち続ける存在として機能するモチーフである。灯台の光は特定の誰かに向けられたものではないが、それでも海を渡る者にとっては帰るべき場所の目印になる。この「誰のためでもなく、しかし確かに誰かのためになっている」という性質が、灯台守や灯台の近くに暮らす人物の生き方そのものと重なりやすい。

灯台守という職業自体が孤独と隣り合わせであることも、このモチーフを扱う上で活かしやすい特徴である。長い年月を一人で灯りを守り続ける生活、無人化されていく灯台、あるいは灯台の光を頼りに帰ってくる誰かを待ち続ける日々――光を灯し続けるという行為そのものが、待つこと、信じ続けることの比喩として機能する。

型のバリエーション

筋書きの例

組み合わせやすい題材

舞台の「港町」「離島」、テーマの「孤独と連帯」と特に相性がよい。プロット型の「十年後の約束」を重ねれば、灯台という変わらない目印が約束の場所として機能する。

関連項目

同じモチーフ・題材の項目

← 辞典トップへ戻る