アニメ J-05媒体と見やすさ

サムネイルと冒頭数秒で掴む

別名: フック、つかみ

一覧で目を引くサムネイルと、再生直後の数秒で物語の核心を見せる冒頭によって、視聴を始めてもらう技法。

どういう技法か

配信やSNSでは、観客は一覧の中から見る動画を選び、再生後も数秒で見続けるか判断する。YouTube では、動画のサムネイルは16:9、ショートは9:16の画像を登録できる。Google は効果的な動画広告の指針(ABCD)の最初に Attention(注意)を挙げ、物語の核心に早く入ること、明るく高コントラストの映像で目を引くことを勧めている。アニメでも、冒頭に見せ場を置く、謎を提示する、といった構成が使われる。

なぜ効くのか

一覧の中のサムネイルは小さく表示され、一瞬で判断されるため、単純で大きな被写体と強い明暗の対比が目に留まりやすい。再生直後は観客の関心が最も不安定な時間で、何の話か分からないと離脱する。冒頭で核心や疑問を示すと、観客は答えを知りたくて見続ける。ただし、サムネイルや冒頭が本編と違うと、期待を裏切られた観客は離れ、評価も下がる。

やり方

  1. サムネイルは人物の顔一つか、象徴的な物一つを大きく置く
  2. 小さく表示しても分かるよう、明暗の対比を強くする
  3. 冒頭の数秒に、物語の山場の予告か謎を置く
  4. 冒頭の説明は後に回し、まず出来事を見せる
  5. サムネイルと冒頭は本編の内容と一致させる

使いどころ

配信・SNSで公開するすべての動画。特に短尺動画や、シリーズの第1話では重要になる。一覧で他の動画と並ぶ場面では、サムネイルが実質的な作品の顔となり、再生されるかどうかを左右する。

やりすぎ・失敗

本編にない場面や大げさな表現をサムネイルに使うと、誤解を招き信頼を失う。冒頭でネタばらしをしすぎると、本編の山が弱くなる。文字を詰め込んだサムネイルは小さい画面で読めない。

AIアニメでの使い方

fantasist.org では、サムネイルに最も表情の強いコマ絵を使い、画像生成の崩れ(手、文字)がないものを選ぶ。映像の冒頭2〜3秒には、物語の山場のコマを短く見せ、その後に本編の頭から始める。冒頭から字幕を出し、音なしでも何の話か分かるようにする。

この技法を使ったAIアニメ

まだありません。

出典

#媒体#構成#つかみ

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