アニメ J-02媒体と見やすさ

縦型ショート動画(9:16)の画面設計

別名: 縦型動画、ショート、バーティカル

スマートフォンで縦に持って見る9:16の画面に合わせ、人物を大きく、文字を中央寄りに配置する設計。

どういう技法か

縦型ショート動画は、スマートフォンを縦に持ったまま見る9:16の画面比の動画である。YouTube では、正方形か縦長の比率で3分以内の動画がショートとして扱われる。Google の広告ヘルプは、ショートでは9:16の縦型を推奨し、横長の素材は上下がぼかされて表示されると説明する。また、画面の右側にはいいね等のボタン類、下部には説明文などが重なるため、重要な要素はそれらに隠れない位置に置く必要がある。

なぜ効くのか

縦長の画面は、人物一人の全身や顔のアップを大きく見せるのに向き、横に並ぶ複数の人物や広い風景には向かない。スマートフォンの画面は手元で近くに見るため、顔や表情が大きいと感情が伝わりやすい。一方で、アプリのボタンや文字が画面に重なるので、画面の端は情報を置けない領域として扱う必要がある。また画面が小さいため、細かい描写より大きな形と色の対比が伝わりやすい。

やり方

  1. 被写体を画面の中央に大きく置き、左右の余白を小さくする
  2. 画面の右側と下部をボタン類で隠れる領域として空けておく
  3. 字幕は下端より少し上の、中央寄りの位置に置く
  4. 横に並ぶ場面は、パンで順に見せるか、カットを分ける
  5. 最初の1〜2秒で被写体が分かる構図にする

使いどころ

SNS向けの予告、名場面の切り出し、短いエピソード。横型作品の宣伝素材としても使われる。最初から縦型で公開する作品では、絵コンテの段階から9:16の枠で構図を決めておくと、切り抜きの無理がない。

やりすぎ・失敗

横型の映像をそのまま縦に切り抜くと、人物が切れたり小さくなったりする。画面の端に字幕や重要な物を置くと、ボタン類に隠れる。細かい背景描写は小さな画面で読み取れない。

AIアニメでの使い方

fantasist.org のコマ絵は漫画の縦長のコマが多く、縦型との相性はよい。縦型版を作るなら、コマを9:16の枠に合わせ、縦方向のパン(上から下へ)で人物の顔→手元→足元と見せる。字幕は画面下から2割程度上に置き、右端は空ける。横長のコマは、左右にパンして順に見せる。

この技法を使ったAIアニメ

まだありません。

出典

#媒体#縦型#構図

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