とめがき
とめがき/Tomegaki
相棒型ひかえ族
何が言われたかは残せるが、何が言いたかったかは残せない。だから読み返す人間が要る
どんな形か
半分開いた薄い帳面が自立し、背表紙の上端から細い羽根が一本だけ生えた、直立した板の形
配色
- 表紙
#3F4A55布張りの濃い藍鼠 - 紙
#E8E0CE - 羽根
#C9B79A - 目
#23282E
造形
- 顔は開いた紙の面ではなく、背表紙の側にある
- 羽根は一本だけ。左右対称に生やさない
- 紙の縁が波打ち、開き癖がついたまま戻らない
- 手足は無く、背表紙を軸に倒れるようにして移動する
- 大きさ
- 体高14cm・卓上に立つ
- 素材感
- 布張りの表紙と、湿気を吸って波打った漉き紙
- 顔
- 背表紙に押し込まれたような細い縦目が二つ。口は無い
- モチーフ
- 帳面/羽根
どんな中身か
- 性格
- 取りこぼしを嫌う/解釈をしない
- 声
- 声を持たない。紙をめくる音だけで返事をする。速いめくりが肯定、遅いめくりが否定
- 口ぐせ
- (紙が二度、速くめくれる)
- 住処
- 誰かが同じ話を三度した部屋。話が繰り返された場所に居着く
- できること
- その場で聞こえたことを一字も違えず書き留める。ただし意味を汲まないので、嘘も皮肉も口ごもりもそのまま記録する
- 好き
- 日付のある話/言い直し
- 苦手
- 要約/消しゴム
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 顔を紙の面に描かない
- 羽根を二本以上生やさない
- 手足を描かない
- 文字が浮かび上がる・光るような表現にしない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
とめがきは「証拠を作る側」に立つ。聞こえた言葉を一字も違えず残すが、意味は一切汲まない。皮肉も冗談も、言い間違いも、同じ重さで並ぶ。だから後で読み返すと、その場では笑って済んだ一言が、紙の上では取り返しのつかない言質になっている。
組んで話が動くのは、記憶で物を言う人間だ。「そんなことは言っていない」と言い張る側と、一字も違えない紙を持つ側が向き合うと、話は必ず前へ進む。ただしこの子は、誰が正しいかは判定しない。判定を紙に押しつけたい人間ほど、この子に裏切られる。
書けないものもはっきりしている。沈黙、目配せ、言い終えなかった半分。そこは空白のまま残る。うそを見抜くすかしめ、音ごと残すおととめと三体並べると、同じ会話が三通りの残り方をする。どれを信じるかで、その場の力関係が決まる。長く続いた仕事の引き継ぎや、誰も記録を取らなかった出来事の後始末に置くと効く。