かずくり
かずくり/Kazukuri
相棒型ひかえ族
いくつあるかは言えるが、いくつ足りないかは言えない。足りるかどうかを決めるのは、いつも人間の側
どんな形か
細い横木が三段に重なり、いちばん上の段の右端に小さな頭が乗っただけの、階段状の形
配色
- 横木
#C6A46B手擦れで丸くなった木 - 珠
#5B3A2C漆の剥げた茶 - 頭
#E3D6BC - 目
#241A14
造形
- 段は三段。増やさない
- 珠は各段に不揃いな数だけ残り、いちばん下の段だけ空になっている
- 頭は最上段の右端に乗る。中央には置かない
- 手足は無く、段を鳴らして体を揺らして進む
- 大きさ
- 体高11cm・帳場に据える
- 素材感
- 手擦れで角の丸くなった木と、漆の剥げかけた珠
- 顔
- 小さな頭に点目が二つ。口は横一本の線
- モチーフ
- 算木/珠
どんな中身か
- 性格
- 数え直しを厭わない/多い少ないを言わない
- 声
- 数だけを喋る。「四十二」「四十三」と読み上げるだけで、それが足りているかは言わない
- 口ぐせ
- 四十二
- 住処
- 帳場と、荷を積み下ろす台のあいだ
- できること
- 目に入った同じ物を千までなら数え違えない。ただし、数え始めてから増えた分は数に入らない
- 好き
- 揃った束/数え終わり
- 苦手
- 途中で話しかけられること/端数
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 段を三段以外にしない
- 頭を中央に乗せない
- 手足を描かない
- 数字を宙に浮かせて表示しない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
かずくりは、いくつあるかしか言わない。四十二、と読み上げるだけで、それが足りているのか余っているのかは一言も言わない。判断を全部人間に返してくる。この頑固さが、帳場の場面を作る。
噛み合うのは、数字を見たくない人間だ。いくら足りないかを知るのが怖くて帳面を開けない相手の横で、この子は淡々と読み上げる。責めもしないし、慰めもしない。その平坦さのおかげで、聞く側がようやく現実に向き合える。逆に、数を武器にして人を追い詰めたい相手が使うと、この子は何の力にもならない。ただの数しか出てこないからだ。
穴もある。数え始めてから増えた分は数に入らない。だから、途中で誰かがそっと足したものは最後まで見えない。市の朝、締めの帳場、窓口の現金。増えた分が見えないという一点だけで、疑いの筋が引ける。おもばかりと並べれば「どちらが重いか」と「いくつあるか」が揃い、ねさだめが最後に値を言う。三体で、取り引きの卓がひとつ立ち上がる。