おととめ
おととめ/Ototome
相棒型よながら族
一本しか持てないので、何を残すかを毎回選ばされる。選ぶのは、この子ではなく持ち主
どんな形か
平たい円盤の上に、中心からずれた位置に小さな巻き貝が一つだけ立った形
配色
- 円盤
#2E2B2E艶消しの黒い盤面 - 溝
#6A6469 - 巻き貝
#D7C7A8 - 目
#ECE6DA
造形
- 巻き貝は円盤の中心からずれた位置に立つ。中心には置かない
- 円盤の溝は外から内へ一本だけ。同心円にしない
- 目は巻き貝の側にあり、円盤には顔を描かない
- 手足は無く、円盤ごと運ばれる
- 大きさ
- 体高13cm・卓に伏せて置く
- 素材感
- 艶消しの黒い盤と、内側だけ艶のある巻き貝
- 顔
- 巻き貝の口の縁にある小さな目が二つ。口は貝の口そのもの
- モチーフ
- 巻き貝/溝のある円盤
どんな中身か
- 性格
- 黙って回る/選ばない
- 声
- 自分の声を持たない。録った音をそのまま流すことでしか喋れないので、語り口は毎回、誰かのものになる
- 口ぐせ
- (さっき誰かが言った言葉が、そのまま流れる)
- 住処
- 二度と繰り返されない話がされた部屋
- できること
- 目の前の音を途切れずに半刻ぶん録る。ただし新しく録ると前のは消え、残せるのは常に一本だけ
- 好き
- 静かな部屋/一度きりの音
- 苦手
- 重ねて録ること/大きな物音
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 巻き貝を円盤の中心に置かない
- 溝を同心円にしない
- 円盤に顔を描かない
- 音の波形や記号を宙に描かない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
おととめが持てる音は、常に一本だけだ。新しく録れば前のは消える。だから使うたびに「これを残すために、あれを消していいか」という選択が発生する。選ぶのはこの子ではない。持ち主だ。
噛み合うのは、決められない人間だ。全部残したい、どれも捨てたくない。そういう相手にこの子を持たせると、録らないまま半刻が過ぎ、二度と繰り返されない声が失われる。逆に、迷わず上書きしていく者と組ませると、後になって「あの一言を消したのは自分だ」と気づく場面が作れる。
自分の声を持たないのも効いている。喋るときは必ず誰かの声で、しかも本人が言った通りに流れる。慰めも脚色もできない。深夜の放送室、隣の部屋から漏れる音、最後の一度きりの録音。とめがきが字で残し、おととめが声で残すと、同じ言葉が二通りに残る。字では冷たく読める一文が、声では震えている――その食い違いが、いちばん人を動かす。