漫画 G-06効果線・記号・トーン

スクリーントーン

別名: トーン、網点

細かい点や線の模様でグレーの濃さを表し、影、質感、グラデーションや場面の空気を作る。

どういう技法か

細かい網点や線の模様を貼って、モノクロの画面にグレーの階調を作る技法である。もとは模様を印刷したシートを切って貼ったが、現在はソフト上でトーンのレイヤーとして扱うことが多い。網点の細かさ(線数)、濃さ、角度を変えられる。影、服の色の違い、空や背景、夜の空気、グラデーションによる時間や感情の表現に使う。

なぜ効くのか

白と黒だけでは、色の違いや柔らかい影、空気の奥行きを表しにくい。トーンで中間の明るさを加えると、物の質感や距離の違いが読み取りやすくなる。明るいグレーは軽く明るい気分を、濃く重いトーンは暗い気分を作るとされ、感情の演出にも使われる。トーンの濃淡は、場面の時間帯や湿度のような、線では描きにくい空気も伝える。

やり方

  1. 影、服、背景など、トーンを使う場所の役割を決める
  2. 濃さの段階を三つ程度に絞り、作品で統一する
  3. 感情を表すグラデーションは明るい側と暗い側の向きを意識する
  4. 印刷時は網点の線数と角度を合わせ、モアレを防ぐ

使いどころ

人物の影や服の色分け、夜や夕方の空気、回想場面、感情が沈む場面や明るい場面で使う。白と黒だけでは平板になる画面に奥行きを足すときに使う。場面ごとにトーンの濃さを変えれば、時間の流れや気分の変化も示せる。

やりすぎ・失敗

トーンを貼りすぎると画面が灰色になり、どこを見てよいか分からなくなる。網点の角度や線数がずれるとモアレが出る。スマホで縮小表示すると網点が汚く見えることがある。

AIコミックでの使い方

カラーのAIコミックでは、トーンの役割を色と光の指示が引き受ける。発注書に「夕方の斜めの光」「室内の青い影」など場面の明るさを書く。モノクロで作る場合は、生成画像を網点にせずグレーの階調で扱い、印刷やスマホ表示でモアレが出ないようにする。

この技法を使ったAIコミック

まだありません。

出典

#トーン#階調#仕上げ

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