わたむけ
わたむけ/Watamuke
守り手型みずもり衆
わたむけは渡し場から一度も動かないまま、何百人を向こう岸へ送っている。
どんな形か
舟底のように反った胴が片膝を立てて座り、背に細い竿が一本斜めに立つ形
配色
- 本体
#6E7A80川風に晒された板の灰 - 腹
#A9967A舟底のように反った明るい面 - 竿
#C0A166 - 目
#2C3236
造形
- 胴の下面が舟底のように反り、地面と点でしか接していない
- 背の竿は一本きりで、いつも川下側に傾く
- 立てた片膝は左だけ。右足は伸ばしたまま
- 肩から胸にかけて、綱の擦れた溝が斜めに一本入る
- 手は指を描かず、竿を握るかたちで丸く閉じている
- 大きさ
- 体高33cm・立てた竿を含めると全高70cm
- 素材感
- 水を吸って軽くなった舟板。叩くと乾いた高い音がする
- 顔
- 水平に細い目が二つと、口の端の下がった短い口。頬に川霧の白い曇り
- モチーフ
- 渡し場/竿
どんな中身か
- 性格
- 向こう岸を先に見る/自分は乗らない
- 声
- 遠くまで届く張った声。川音に負けないよう語尾を伸ばす
- 口ぐせ
- ……次の便で、送るよ
- 住処
- 橋の架かる前から続く、両岸に杭の残る渡し場
- できること
- 川の流れの強さを読み、向こう岸のどこに着くかを渡る前に言い当てる。杭の並ぶ渡し場から離れると読みが利かなくなり、竿はただの棒になる
- 好き
- 対岸で手を振る人影/川霧の朝
- 苦手
- 橋の話
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 渡し場の杭より先へ行かせない
- 竿を二本以上にしない
- 両膝を立てさせない
- 手に指を描かない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
渡し場は、人を向こう岸へ送るための場所だ。送る側は残る。わたむけの性格はその一点でできている。何百人を渡してきたが、自分は一度も向こう岸に着いたことがない。杭の並ぶ範囲から離れれば流れが読めなくなり、竿はただの棒になるからだ。
橋の話をされるのを嫌うのは、橋ができれば渡し場が消えるからではない。橋ができると人は「送られる」のではなく「自分で渡る」ようになり、送る役がいらなくなるからだ。それを分かっていて、わたむけは橋の話が出ると竿を立て直して黙る。
別れの場面、それも見送る側を書きたいときに置くといい。着く場所を先に言い当てるので、「あなたはあそこに着く」と告げてから送り出すという形が作れる。たもとやと並べれば、同じ川で預かる者と送る者が向かい合い、橋の完成が二人にとって何を意味するかで話がひとつ動く。