たもとや
たもとや/Tamotoya
守り手型のこり衆
たもとやは渡らない。渡る人の荷物を預かって、たもとで向きを守っている。
どんな形か
低い箱形の胴の上に平たい石板が笠のように載り、片側にだけ短い腕が一本出ている形
配色
- 本体
#8A8377川砂の混じった灰褐色 - 石板
#6E6A63 - 苔
#7C9268川側の面にだけ付く - 目
#2B2723
造形
- 目は横長の細い線が二つ。橋の方ではなく、たもとの地面を見ている
- 腕は橋のない側にだけ一本。橋の側は肩から先が無い
- 石板の下面に、置かれた物の跡が浅い窪みとして残っている
- 胴の川側の面だけに苔が付き、反対側は乾いている
- 足はなく、地面と胴の境目が溶けたようにつながっている
- 大きさ
- 体高35cm・座ったまま動かない
- 素材感
- 水を吸った砂岩。表面はざらつき、川側だけしっとりしている
- 顔
- 細い横線の目と、短い一文字の口。表情の変化はまばたきだけ
- モチーフ
- 橋のたもと/置き石
どんな中身か
- 性格
- 見送りに徹する/預かった物の向きを崩さない
- 声
- かすれた低音。言い切らずに途中で止まることが多い
- 口ぐせ
- ……そのまま置いといて
- 住処
- 川にかかる古い橋の、渡り口の石段のわき
- できること
- たもとに置き忘れられた物を、持ち主が戻るまで置かれた時のままの向きで保つ。橋の上へ一歩でも出ると、抱えていた物の向きも持ち主も分からなくなる
- 好き
- 行きと帰りで重さの違う荷物/橋を渡らずに引き返す足音
- 苦手
- たもとで捨てられる物
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 橋の上に立たせない
- 腕を左右に二本描かない
- 全身に苔を回さない
- 目を丸く見開かせない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
橋のたもとは、渡る前と渡ったあとの境目だ。たもとやはその境目に座って、渡る人が置いていった物の向きを守っている。傘でも風呂敷でも、置かれた角度をそのままにしておく。何日でも、何年でも変わらない。持ち主が戻ったとき、置いたときの向きのままそこにあるというだけのことが、思い出すきっかけになる。
橋の側の肩から先が無いのは、渡れないからだ。たもとやが橋に一歩出れば、預かっていた物はただの物になり、誰の物かも分からなくなる。だから頼まれても運ばない。運ばないことが、この守り手の仕事になっている。
置き去りの荷物を扱う場面に強い。誰かが橋を渡って帰らない話、渡ったきり別の土地で暮らしている人が何年か越しに戻る話。わたむけと組ませると、送り出す側と預かる側が川を挟んで揃い、渡し場と橋の関係で土地の古さが見えてくる。