きしのべ
きしのべ/Kishinobe
守り手型みずもり衆
きしのべは行かせることしかできない。だから、帰りの数だけを数えている。
どんな形か
細長い板を継いだような胴が水平に伸び、片端にだけ短い脚が四本まとまって付く形
配色
- 本体
#A29584潮に洗われて白けた板 - 継ぎ目
#6C5E4E板と板のあいだの濃い線 - 貝
#C8C3B6水に近い側に点々と付く - 目
#2E2A25
造形
- 胴は板の継ぎ目が四本、等間隔ではなく端に寄って並ぶ
- 脚は片端に四本まとまって付き、反対の端は宙に浮いている
- 水に近い側の面にだけ小さな貝が点々と付く
- 浮いている端の先が少しだけ下に反っている
- 目は脚のある側の端に近く、小さく二つ
- 大きさ
- 体高15cm・全長75cm。水平に長い
- 素材感
- 潮を吸って白けた板。歩くと継ぎ目ごとに違う軋み方をする
- 顔
- 小さな点目が二つと、継ぎ目に沿った横長の口。頬に潮の白い粉
- モチーフ
- 桟橋/継ぎ板
どんな中身か
- 性格
- 端まで行かせる/帰りの足音を数える
- 声
- 軋みの混じった掠れ声。波の間に合わせて話す
- 口ぐせ
- ……ちゃんと、戻っておいで
- 住処
- 小さな港の外れ、船の着かなくなった木の桟橋
- できること
- 桟橋を歩いて出た人数と戻った人数を数え、合わないと軋んで知らせる。桟橋の板の上から外れると数が数えられなくなる
- 好き
- 行きと帰りで数の合う足音/凪の夕方
- 苦手
- 先端で長く立ち止まる人
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 桟橋の板から離して描かない
- 脚を両端に付けない
- 貝を胴の全面に描かない
- 水没した姿を描かない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
桟橋は、陸から水の上へ何歩か踏み出すためだけの場所だ。その何歩かで人は必ず戻ってくる。きしのべの仕事は、その戻りを数えることになっている。出た足音と戻った足音の数が合わないとき、継ぎ目のどこかが軋む。誰かに知らせているのではなく、合わないことをただ音にしている。
先端まで行かせるのは止めない。桟橋というのは端まで行くための形をしているからで、途中で引き返させるなら手すりを付ければいい。ただ、先端で長く立ち止まられるのは苦手だ。数えている数が宙に浮いたままになる。板の上から外れれば数は数えられず、ただの白けた板になる。
港町の夕方、船を待つ人の場面に置くとよい。数が合わないという知らせ方は、誰が欠けたかを言わずに不在を伝えられる。わたむけと並べれば、川と海で「送って戻らない」の形が二通り揃い、見送る話に厚みが出る。