みずばね
みずばね/Mizubane
守り手型みずもり衆
ひのとは水を止める役でも流す役でもなく、いくつ分けるかを決める役だ。
どんな形か
縦長の枠の中に板状の胴がはまり、上端から巻き上げの輪が一つ突き出た形
配色
- 本体
#5A6B72水に浸かった鉄の青灰 - 枠
#7C7364コンクリートの黄ばんだ灰 - 輪
#B07C3C手で回された分だけ光る真鍮 - 水の線
#3E5B54胴に残る帯
造形
- 胴は板状で厚みがなく、真横から見ると線になる
- 上端から突き出た輪は一つきり。八本の握りが放射状に付く
- 胴の下半分に、水に浸かっていた高さの帯が濃く残る
- 腕はなく、枠との接するところに指の代わりの短い爪が並ぶ
- 目は胴の上部に横並びで二つ。枠から出ている分だけ見える
- 大きさ
- 体高55cm・枠を含めて幅40cm
- 素材感
- 水気の抜けない鉄。触ると指に鉄の匂いが移る
- 顔
- 横並びの細い目と、水平に一本引かれた口。頬に流れの筋
- モチーフ
- 水門/巻き上げ
どんな中身か
- 性格
- 量で考える/全部か零かを選ばない
- 声
- ややかすれた中音。数を言うときだけはっきりする
- 口ぐせ
- ……三分の一だけ、開ける
- 住処
- 田に水を引くための、農道の途中にある小さな水門
- できること
- 上流と下流の両方に必要な水の量を同時に量り、開ける幅を決められる。枠から胴を抜くと量が量れなくなり、ただの錆びた板になる
- 好き
- 少しずつ増える流れ/回されたあとの輪の温み
- 苦手
- 一気に全開にされること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 枠から胴を抜いて描かない
- 巻き上げの輪を二つ以上にしない
- 腕を生やさない
- 全開の状態を勇ましく描かない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
水門は、開けるか閉めるかの装置に見えて、実際には「どれだけ」の装置だ。ひのとの性格もそこから出来ている。全部通すことも全部止めることもできるのに、そのどちらも選ばない。上の田と下の田、両方に足りる量を先に決めて、その幅だけ開ける。
だから急いでいる人には歯がゆい相手になる。「今すぐ全部流してくれ」と頼まれても、三分の一と答える。枠から胴を抜けば量は量れなくなり、ただの錆びた板になるので、力ずくで動かしても意味がない。
分け合う話、片方を立てれば片方が立たない話に向く。水を欲しがる二軒のあいだに置けば、ひのとの決めた数字がそのまま裁定になり、納得と不満が同時に生まれる。つつみねと並べると、限界を告げる者と配分を決める者が揃い、大雨の夜の判断がまるごと一場面になる。