いづもり
いづもり/Izumori
守り手型みずもり衆
いづもりは落とし物を返さない。ただ、いつ落ちたかを正しく数えたまま待っている。
どんな形か
円い石枠の上に丸い胴が半分だけ出て、頭の上に横木が一本渡っている形
配色
- 本体
#7E8B86濡れた苔石の緑がかった灰 - 水面
#3C5D63胴の下に見える暗い水の面 - 縄
#C9B08A - 目
#1F2A2B
造形
- 目は伏せた細い弧が二つ。いつも下、水の方を向いている
- 胴の下半分は井戸の内側に沈んでいて、どこまで続くのか描かれない
- 頭の上の横木に、縄が一巻きだけ掛かっている
- 石枠の目地に苔が三筋、決まった位置に走る
- 手はなく、縄の垂れた先が手の代わりに動く
- 大きさ
- 石枠から出ている分だけで体高40cm・枠の内径に合わせて胴が広がる
- 素材感
- 濡れた石。どこを触っても冷たく、乾いた面がひとつもない
- 顔
- 伏せ目と一文字の口。頬に水の輪が広がった跡が薄く残る
- モチーフ
- 井戸/釣瓶
どんな中身か
- 性格
- 待つのがうまい/順番を正確に覚えている
- 声
- 反響のかかった低い声。語尾が二度重なって聞こえる
- 口ぐせ
- ……まだ、下にあるよ
- 住処
- 使われなくなって久しい、家の裏手の井戸
- できること
- 井戸に落ちたものの在り処と、落ちた順番を正確に覚えている。石枠の外へ持ち出された物のことは、外へ出た瞬間に忘れる
- 好き
- 落ちてくる光/桶の軋む音
- 苦手
- 井戸の蓋
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 井戸の石枠から全身を出さない
- 口を開けて笑わせない
- 手足に指を描かない
- 水を明るい青で塗らない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
いづもりは、井戸がそうであるように、受け取るだけで返さない。落ちてきた指輪も、落ちてきた声も、落ちてきた雨も、順番どおりに並べて底に置いている。返してほしいと頼まれても手は動かない。かわりに、それが何番目に落ちたかを教えてくれる。
石枠が境目だ。桶に載せられて外へ出た物は、枠をまたいだその瞬間にいづもりの記憶から抜け落ちる。持ち主の手に戻ったものを、いづもりはもう自分のものとして数えない。だから井戸を埋めればいづもりは消えるし、埋めた人はそれを寂しいとも思わない。そういう別れ方をする。
物語では、探し物の答えを半分だけ渡す役に置くといい。在り処は分かるが取り出せない、という不便がそのまま話を先へ進める。みずばたと並べると、井戸の内側と外側で覚えていることが食い違い、二人の証言のずれから昔のことが出てくる。