マスメ
ますめ/Masume
擬人化型くみじ族
埋まれば役目が終わると知っていて、それでもこの子は毎朝、端まで埋まる日を待っている
どんな形か
薄い紙の体に方眼の罫が透け、肘と膝が罫線の位置でしか折れない、胸の中心に縦の一本線が走る人型
配色
- 体
#F4F1E6わずかに黄ばんだ白 - 罫
#9CB79E薄緑の方眼 - 胸の柱
#7E9A83 - 目
#5A5B4E
造形
- 全身の肌に薄緑の方眼が透けていて、腕にも顔にも等間隔の升目が続く
- 肘・膝・指の関節が罫線の交点にしかなく、そこ以外では一切曲がらない
- 胸の中心を縦に一本の線が走り、体を左右に分けている
- 背中側は真っ白で罫がない。裏返ると誰にも見分けがつかなくなる
- 大きさ
- 身長165cm・体の厚みは紙束一枚分
- 素材感
- 厚手の和紙に近い紙。折ると折り目が残り、湿ると波打つ
- 顔
- 薄い点の目と、ほとんど描かれていない口。書かれていないぶん表情が定まらない
- モチーフ
- 原稿用紙/方眼
どんな中身か
- 性格
- 埋まるのを待っている/余白を恥じている
- 声
- 平坦で抑揚が少ない。一定の間隔で区切る
- 口ぐせ
- まだ、何も入ってない
- 住処
- 印刷所の二階、入稿を待つ紙束の一番上
- できること
- 自分の上に書かれた文章を、消されたあとも罫の下に薄く残しておける
- 好き
- 書き損じの上書き/端まで埋まった日
- 苦手
- 白いまま丸められること/裏を使われること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 関節を罫線以外の位置で曲げない
- 体に実際の文章を書き込まない。罫と余白だけにする
- 厚みのある立体的な体にしない
- 服の意匠で原稿用紙を説明しない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
マスメは、書かれる側の主語として置く。書き手の物語はいくらでもあるが、書かれる面が何を待っているかは普通描かれない。この子は余白を恥じていて、埋まれば役目が終わると知りながら、それでも埋まりたい。その矛盾がそのまま台詞になる。
関節が罫の交点でしか曲がらないという設定は、絵でも芝居でも効く。動きが角ばるので、隣に置いた者の動きが急に生々しく見える。ホサキの細い動きと並べると、書く手と書かれる面の質感の差が出る。
置き場所は印刷所の二階、入稿待ちの紙束の上。締切に追われる大人の場所であること。裏を使われるのが嫌いという細部は、裏返ると誰にも見分けがつかなくなるという恐怖と繋がっている。名前を失う話に持っていける。
ウラモジと組ませると、刻まれて変えられない字と、まだ何も乗っていない面が向かい合う。羨むのはたいてい、埋まっていない側だ。
抑揚を抑えて喋らせること。感情的にすると、白紙であることの静けさが消える。