オシテ
おして/Oshite
擬人化型くみじ族
この子が一度押した名前は誰にも動かせないのに、押している名前は自分の名前ではない
どんな形か
腰から下が段のついた円筒になって足がなく、右の手のひらに反転した印面を持つ、頭頂に小さな窪みのある人型
配色
- 体
#7C5B3E使い込んだ柘の色 - 印面の朱
#B93A32 - 円筒の段
#5C4028 - 目
#2E2119
造形
- 腰から下が一本の円筒で、足首も足もない。立てて置くことしかできず、倒れると自力で起きられない
- 右の手のひらに文字が反転して彫り込まれ、その谷にだけ朱が溜まっている
- 頭のてっぺんに、上下を示す小さな窪みが一つある
- 左手は普通の五指を持ち、右手だけが彫られている
- 大きさ
- 身長146cm・腰から下が円筒で足がない
- 素材感
- 磨かれた木。握られる位置だけ艶が出て、印面の縁は少し欠けている
- 顔
- 細くまっすぐな目と、引き結んだ口。頬に朱の指跡が一つ
- モチーフ
- 印鑑/朱肉
どんな中身か
- 性格
- 軽々しく押さない/一度押したものは取り消せないと知っている
- 声
- 低く短い。返事の前に必ず一拍置く
- 口ぐせ
- ……押すぞ。いいんだな
- 住処
- 古い事務所の金庫の脇。判を待つ書類が積まれた机の上
- できること
- 押した書類の内容を、その場にいた全員の記憶に一致させて固定できる。取り消す方法はない
- 好き
- まっすぐ捺せた日/朱肉の匂い
- 苦手
- 代わりに押しておけと言われること/欠けた縁
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 脚や足を描かない。腰から下は円筒のまま
- 右手の彫りを正しい向きで描かない。必ず反転
- 朱を大きく飛び散らせない。頬の指跡と印面の谷まで
- 服の意匠で印鑑を説明しない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
オシテは、決定を担がされる者として置く。押せば取り消せない。しかも押している名前は自分の名前ではなく、いつも他人のものだ。責任だけがこの子の側に残り、名前は別の誰かのところへ行く。
置き場所は古い事務所か、金庫のある帳場。書類が積まれ、誰かが判をもらいに来る場所ならどこでもいい。倒れると自力で起きられないという造形は、机から落ちた朝の場面をひとつ作れる。誰が起こしてやるかで、その事務所の空気が描ける。
「代わりに押しておけ」と言われるのを嫌うという一点が、この子の倫理だ。頼まれれば押せてしまうし、押せば内容は動かなくなる。だからこの子は、押す前に必ず一拍置いて確かめる。その一拍を省略させた回が、たぶんこの子の一番苦い話になる。
ウラモジと並べると、反転した面を持つ者が二体並ぶ。スギヅキと組ませれば、期限を決める側と、期限に切られた側の対話になる。
言葉数は少なく。饒舌にすると、押す重さが軽くなる。