トジメ
とじめ/Tojime
擬人化型くみじ族
何百冊も綴じてきたこの子の背だけは、誰にも結び直してもらえないまま緩んでいる
どんな形か
背骨に沿って糸がジグザグに縫い渡り、関節の代わりに折り目で曲がる、指先が解れて糸端になった細長い人型
配色
- 体
#E4DCCB生成りの麻 - 綴じ糸
#A8493F背と肩を渡る赤茶 - 綴じ穴の影
#8C826D - 目
#4A4234
造形
- 背中の中心線に沿って綴じ穴が等間隔に開き、赤茶の糸がジグザグに渡って体を閉じている
- 肘や膝に関節がなく、体に付いた折り目の位置でだけ曲がる
- 十指の先が解れて細い糸端になり、動くたびに数本が揺れる
- 首の後ろに糸の結び目が一つ。ここが解けると全身の綴じが緩む
- 大きさ
- 身長168cm・幅が極端に細い
- 素材感
- 麻布と紙の中間の質感。糸の通った穴の周りだけ生地が薄く擦れている
- 顔
- 細い目と、縫い止められたように動かない口の端
- モチーフ
- 製本の糸/綴じ穴
どんな中身か
- 性格
- 終わりまで面倒を見る/解かれるのを恐れている
- 声
- 細く落ち着いた声。息継ぎが糸を送るように規則的
- 口ぐせ
- 端まで通せば、ばらばらにならない
- 住処
- 製本工房の窓際。綴じ台と針山のあいだ
- できること
- ばらばらになった紙束の順序を、触れただけで正しく思い出して綴じ直せる
- 好き
- 揃った小口/最後の一針
- 苦手
- 途中で切られた糸/背を割られること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 肘と膝に球状の関節を描かない。折り目だけで曲げる
- 糸を体の外に大量に垂らさない。背の渡りと指先の解れまで
- 針を武器のように持たせない
- 服の意匠で製本を説明しない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
カガリは、他人をまとめることに人生を使ってきた者として置く。ばらばらの紙束に触れれば順序が分かるので、この子の前では散らかったものが必ず元に戻る。ただし自分の背の綴じだけは、自分の手が届かない。緩んでいることを知りながら放っている。
工房、古書店の修理台、印刷所の隅。どこでも「壊れた本が持ち込まれる場所」に置けば働ける。ネバリと並べると、糸で綴じる者と糊で押さえる者の流儀の違いが出て、同じ一冊をめぐって手順の口論ができる。地味な作業の場面が会話になる。
物語で効くのは、途中で切られた糸を嫌うという一点だ。この子にとって最悪なのは壊れることではなく、途中でやめられること。誰かが本の修復を諦める場面を書けば、それだけでカガリの一番痛いところに触れられる。
首の後ろの結び目は、終盤まで隠しておくといい。誰かがそこに手を伸ばすかどうかで、この子の話は閉じる。
規則的な息継ぎで喋らせること。慌てさせると糸が絡む。