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2 作品(小説1件・イラスト1件)
真夏の入道雲と、古い木造の建物へ上がる石段。段の上に黒い楽器ケースが一つ置かれている。人はいない。短編『八月のメトロノーム』のキービジュアル。表紙はこの絵に題字を載せたもの。
部員はたったの五人。コンクールにも出られない吹奏楽部が、それでも夏の間、体育館の裏で音を合わせ続ける。うまくいかないことばかりの毎日の中で、五人が見つけたのは勝つための理由ではなく、続けるための理由だった。
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