世界観
世界観 ― 婚礼の館と、一日だけのやり直し
魔法の無い王国の、古い辺境伯家の館。婚礼の朝に戻るループの規則(戻る条件、持ち越せるもの、周回の数え方)と、館の間取り、政略結婚の背景。毒はすべて架空の名前で、実在の毒物は扱わない。
ループの規則(動かさない)
- レナが死んだ瞬間、婚礼の朝、寝台の上に戻る
- 戻るのは必ず同じ朝、同じ時刻(鐘が六つ鳴る)
- 持ち越せるのは記憶だけ。物も傷も持ち越せない
- 他の誰も覚えていない。レナが「知っているはずのないこと」を口にすると、警戒される
- ループの理由は誰も知らない。レナ自身も知らない(第3巻で明かす)
- 死なずに翌朝を迎えれば、ループは終わる。それがレナの目標
館
- ヴァルド辺境伯家の本館。石造り、三階建て、部屋は四十七
- 一階=広間と厨房。二階=客間と書庫。三階=当主の居室と、花嫁の部屋
- 花嫁の部屋へ至る道は二つ。大階段と、使用人用の狭い階段
- 婚礼の日、館には四十人ほどが詰めている。うち十二人が本家の人間
政略結婚の背景
- レナの生家(伯爵家)は南の穀倉を持つ。ヴァルド家は北の関所を持つ
- この婚姻が成れば、穀物と通行税が一つの手に入る。それを望まない者が、館の中に複数いる
- 婚礼は一日で終わる。夜が明ければ婚姻は成立し、覆せない
毒
- 作中の毒はすべて架空の名前(銀苔、夜露、灰蜜)。実在の毒物は扱わない
- 症状も架空。入手法・量・調合は書かない
- 見抜き方は、においと、器に残る跡と、人の動きで書く