企画書
企画書 ― 三度死んだ花嫁は、四度目で杯を割る
政略結婚の初夜、花嫁レナ(23)は毒杯を飲んで死ぬ。目が覚めると、婚礼の朝に戻っている。二度目も死ぬ。三度目も。四度目の朝、彼女は杯を飲まずに割ることにした。死に戻り・宮廷・ループの型。まだ承認前。
企画案。まだ本文は書いていない。
型は「死に戻り+宮廷ミステリ」。ループものの気持ちよさと、犯人当ての緊張を重ねる。
一行コンセプト
初夜に毒を飲んで死ぬ。目が覚めると、婚礼の朝。 四度目の今日、私は杯を割る。
この作品の売り
ループの幅が狭い。 戻るのは婚礼の朝で、死ぬのはその夜。使えるのは一日だけ。だから一周が短く、話の密度が濃い。
戻るたびに、毒の出どころが変わる。 一度目は杯、二度目は花、三度目は香。犯人が一人ではないことが早い段階で分かる。館の中に、レナを殺したい人間が複数いる。
夫は毎回、同じ顔をする。 初対面のはずの夫アルヴィスは、毎周かならず同じ台詞を言う。だが四周目、一言だけ違う。この一言が第1巻の山。
読者に約束すること
- 一周ごとに、館の間取りと人の動きが一つ明らかになる
- レナは剣を持たない。観察と記憶だけで勝つ
- 同じ場面の繰り返しは書かない。二周目以降は差分だけを書く
- 一話 8,000〜12,000字。週に一話
骨組み
第1巻は12話。四周目から始まり、第1巻の終わりで七周目に入る。周回数は各話の題に入れる。
語りと文体
- 一人称・レナ。死んだ回数を数える癖がある
- 各話の冒頭にその周の記録を置く(この作品の看板)
四周目。 毒 杯(回避)/花(未確認)/香(未確認) 生存 十一時間。
- 短く、速く。感傷は一行だけ許す
守る線
全員18歳以上。学校・学生を舞台にしない。実在の人物・団体を出さない。非同意を肯定的に描かない(初夜の場面は扉の外で終える。中は書かない)。既存作品の固有名詞を持ち込まない。
注意
毒の名前と症状は架空のものにする。実在の毒物の入手法・致死量・調合は一切書かない。