登場人物
登場人物 ― レナと、館にいる四十人のうちの十二人
主人公は三度死んだ花嫁レナ(23)。夫となる辺境伯アルヴィス(34)、その弟、大叔母、家令、侍女頭、婚礼に来た生家の兄。誰か一人ではなく、複数が彼女の死を望んでいる。全員18歳以上。
全員18歳以上。
主人公 ― レナ・アシュフィールド 23歳
- 立場: 南の伯爵家の次女。政略結婚のためヴァルド家へ嫁いだ
- 周回: 第1巻の開始時点で三度死んでいる。四周目から本編
- 性格: 落ち着いている。泣かない。死ぬのは痛いが、慣れた(慣れたことを自分で怖がっている)
- 武器: 記憶。館の中の人の動きを、時刻と場所で覚えている
- 弱点: 誰も味方がいない。知っていることを口にすると怪しまれる
- 癖: 数える。死んだ回数、生きた時間、部屋の扉の数
- 口癖: 「四周目です」(心の中でだけ)
館の十二人
| 名 | 年齢 | 立場 | 声 | 疑わしさ | 初登場 |
|---|---|---|---|---|---|
| アルヴィス・ヴァルド | 34 | 辺境伯。夫となる男。寡黙 | 毎周、必ず同じ台詞を言う | 不明。四周目に一言だけ違うことを言う | 第1話 |
| ユリウス | 29 | アルヴィスの弟。社交的 | よく笑う。よく喋る | 継承順位が動く。動機はある | 第1話 |
| 大叔母マグダ | 71 | 本家の最年長。婚姻に反対 | 遠回し。刺す | 動機は明確。だが体が動かない | 第2話 |
| 家令ドルン | 58 | 館を回している。三十年勤め | 事務的 | 全部の鍵を持っている | 第1話 |
| 侍女頭イネス | 44 | 花嫁付き。杯を運ぶ | 優しい | 一度目の毒は、この人の手を通った | 第1話 |
| 兄クラウス | 27 | レナの生家の兄。婚礼の付き添い | 軽い。金に困っている | 味方のはず。だが借財がある | 第3話 |
ほか六人(料理長、庭師、楽士、書記、門番、客の司祭)は話ごとに出す。
死の記録(第1巻の開始時点)
- 一周目: 初夜の杯。銀苔。生存十一時間
- 二周目: 寝室に飾られた花。夜露。生存十三時間
- 三周目: 香炉の灰蜜。生存九時間