各話プロット
各話プロット ― 第1巻 全12話(一年目の春〜二年目の春)
第1巻12話の起承転結。日程表を書く、兄の落馬を防ぐ、姉の縁組が来る、手紙宿を見つける、第二王子と会う、そして縁組をどうするかを決める第12話まで。一話ごとに日程表の一行が消えるか書き換わる。先の筋。
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一話の構造は「日程表の一行 → 防ごうとする → 形を変えて起きる、または別のことが分かる → 日程表を書き直す」。
| 話 | 題 | 起きること | 日程表 |
|---|---|---|---|
| 1 | 二十二の朝 | 誕生日の朝、前世を思い出す。覚えている見出しを紙に書き出す。二十三行 | 作成 |
| 2 | 馬を替える | 「秋、兄、落馬」を防ぐため、長兄の馬を替えさせる。老騎士バーレが協力 | 一行目に手を付ける |
| 3 | 階段で転ぶ | 秋。兄は落馬しない。代わりに屋敷の階段から落ちて、同じ骨を折る。出来事は形を変えて起きる | 書き換え |
| 4 | 手紙宿 | 王都へ。書簡屋トトと出会う。手紙の控えが残ると知る | 新しい道具 |
| 5 | 母の帳面 | 母ヨハナが十年前から王都の動きを記録していたと判明。セラは前世のことを話さない | 母が味方に |
| 6 | 地味な王子 | 第二王子アルヴィンと初めて会う。何も起きない。ただ、彼はセラの名を覚えていた | 不穏 |
| 7 | 冬の徴発 | 領地に王都から兵糧の徴発。母が抵抗する。「三年目 飢饉」の記述と結びつく予感 | 疑い |
| 8 | 書庫の次兄 | 次兄ルーカスが王家の系譜を調べていた理由。彼も何かに気づいている | 味方が増える |
| 9 | 縁組の使者 | 王都の某家から姉への縁組。予定より二年早い。日程表が狂い始める | 狂い |
| 10 | 先代の言葉 | バーレが先代の話をする。先代も同じ末路を予感していた | 家の因縁 |
| 11 | 筆跡 | トトの控えと縁組の書状の筆跡を突き合わせる。同じ手が二通書いている | 証拠の端 |
| 12 | 決める | 縁組を止めるか、受けて証拠を押さえるか。セラは受ける方を選ぶ。姉に初めて全部を話す。引き: 姉「あなた、誰なの」 | 分岐 |
第1話「二十二の朝」の起承転結
- 起 誕生日の朝。侍女に起こされて、名前を呼ばれた瞬間に前世が来る。吐く
- 承 鏡の中の顔が知らない。家族の顔も名前も知っている。二重の記憶で頭が割れそうになる
- 転 校正者の癖で、覚えていることを紙に書き出す。年号順に並べ替える。二十三行目に「十年目 夏 一族、処刑」
- 結 一行目は「一年目 秋 兄、落馬」。あと半年ある。セラは立ち上がって、厩へ向かう