テーマ

継承の拒否

親や師から受け継ぐことを期待された地位・技・因縁を、あえて引き受けないと決める人物を描くテーマ。拒否を怠惰や反抗で片づけず、意志として描く。

#継承の拒否#テーマ

親や師から受け継ぐことを期待された地位・家業・技術・因縁を、あえて引き受けないと決める人物を描くテーマである。「世代の継承」が受け渡しの過程そのものを主題にするのに対し、こちらはその受け渡しを拒む側に軸足を置く。拒否を単なる怠惰や反抗として片づけず、別の生き方を選び取る意志として描けるかが、このテーマの深さを決める。

継承を拒む人物には、拒否するだけの正当な理由――先代の生き方への疑問、自分には向いていないという自覚、あるいは継ぐこと自体が誰かを苦しめると知っているから――を用意しておきたい。また、拒否した後も完全に無縁になるわけではなく、拒んだはずの継承が別の形で人生に影を落とし続けるという構成にすると、テーマに厚みが出る。

型のバリエーション

筋書きの例

組み合わせやすい題材

「世代の継承」「師弟」と表裏の関係にあり、両方を並べて読ませると継承する側・拒む側それぞれの言い分が立体的になる。プロット型の「追放から成り上がり」と組み合わせると、拒否が新しい居場所を見つける旅の出発点として機能する。

関連項目

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