逆転裁判
- 作者
- 巧舟
- 発表
- 2001年
- 国
- 日本
- 媒体
- ゲーム
新米弁護士・成歩堂龍一が、無実の依頼人を守るため法廷で証言の矛盾を突き、逆転無罪を勝ち取っていくアドベンチャーゲーム。異議あり!の掛け声とともに、法廷を舞台にした推理ゲームの型を確立した。
2001年に携帯ゲーム機向けに発売された。証拠品を突きつけて証言を崩すという遊びは、推理小説の読者が味わう気づきの瞬間をプレイヤー自身の操作に変換したもので、探偵パートと法廷パートの往復という構成とあわせ、テキストアドベンチャーの完成形の一つとなった。敵役の検事たちとの因縁、コミカルな人物造形と骨太な事件の同居も持ち味で、シリーズ化と舞台・映像化を経て法廷エンタメの代名詞になっている。
この作品が使っている物語の型
- 断罪の場多くの目がある席で、罪や不正が明かされる舞台。裁定、査問、公開の集まりなど形は様々だが、説明台詞の羅列に陥りやすく、場を動かす手続きと視線の配置を設計しておく必要がある。
- 依頼人と探偵事件の解決を依頼する側とそれを引き受ける側という、限定された期間の契約関係から始まる関係性。事件が終われば終わるはずの関係に、それ以上の何かが芽生えるかが焦点になる。
- ライバル同じ分野・同じ舞台で競い合う対等な関係性。敵ではなく、認め合っているからこそ負けたくないという感情が、独特の緊張と敬意を生む。