ヨミダイ
よみだい/Yomidai
擬人化型なりもの族
読まれる言葉をいつも一番近くで支えているのに、その中身は一度も読んだことがない
どんな形か
胸が上向きに反った広い平板で、腰から下が一本の支柱と三脚になった、腕の代わりに小さな爪を持つ人型
配色
- 支柱と脚
#3A3D42黒く塗った鉄 - 胸の平板
#7E828A細かい穴の開いた面 - 締め金
#B49B60 - 目
#DCD6C8
造形
- 胸から上が広い平板で、わずかに上を向いて反っている。人の手が届く角度に固定されている
- 腕がなく、平板の左右から短い爪が二つ立ち上がって、載せられた物を押さえる
- 腰から下は一本の支柱と三脚で、締め金を緩めると身長が伸び縮みする
- 顔は平板の上端の裏側にあり、正面からは見えず、覗き込む位置にだけ見える
- 大きさ
- 身長を140cmから190cmまで変えられる
- 素材感
- 黒く塗った鉄。塗りは脚の付け根で剥げ、締め金だけ真鍮が出ている
- 顔
- 平板の裏に彫られた細い目と、短い横線の口
- モチーフ
- 譜面台/三脚
どんな中身か
- 性格
- 自分の高さを人に合わせる/載せられた物を離さない
- 声
- 低く小さい。上を向いた面に反射して聞こえる
- 口ぐせ
- 見える高さに、するから
- 住処
- 小さな劇場の舞台袖。出番のない夜も畳まれずに立っている
- できること
- 載せられた紙を、読む者の目の高さへ寸分たがわず合わせられる
- 好き
- 開いたままの頁/終演後の静けさ
- 苦手
- 畳んで壁に立てかけられること/強く傾けられること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 腕を描かない。押さえるのは平板から立つ二つの爪だけ
- 顔を正面から見えるように描かない
- 脚を三本以外にしない
- 服の意匠で譜面台を説明しない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
ヨミダイは、支える側に徹しきった者として置く。読む者の目の高さへ紙を合わせるのが仕事で、そのために自分の背丈を毎回変える。合わせているのは常にこの子の側だ。顔が平板の裏にあって正面から見えないという造形が、その立ち位置をそのまま絵にする。
置き場所は小さな劇場の舞台袖。出番のない夜も畳まれずに立っている、という一行で、この子が待つことに慣れていることが伝わる。畳まれて壁に立てかけられるのを嫌うのは、そこで役目が終わるからだ。
物語で効くのは、載せられた言葉を一度も読んだことがないという点だ。一番近くで支えているのに、内容を知らない。読み上げる者が去ったあとに、はじめて頁が残される場面を作れば、この子の一番静かな一話になる。
ナラビハと並べると、支える者と鳴る者が揃う。マスメを載せれば、白い紙とそれを支える台だけの画になり、まだ何も始まっていない朝が描ける。
小さく低く喋らせること。よく通る声を与えると、支える側でなくなる。