さきぶれ
さきぶれ/Sakibure
相棒型みちづれ族
道は示せるのに、引き返す道だけは示せない。だから一度連れ出した相手は、必ず遠くまで行ってしまう
どんな形か
細い縦の胴の右上から、矢羽根に似た板が一枚だけ横へ張り出した、一本足の細長い形
配色
- 胴
#8C7A63雨に晒された杉の褪せ色 - 矢羽根の板
#C24E3A剥げかけた朱 - 足の杭
#4A4238 - 目
#2A241C
造形
- 矢羽根の板は一枚だけ。必ず胴の右上から出て、左側には何も付かない
- 目は横一文字で、前を向いたまま左右に動かない
- 足は一本の細い杭。立つときは地面に浅く刺す
- 胴に年輪状の横筋が三本、等間隔で走る
- 大きさ
- 体高20cm・肩に立たせる
- 素材感
- 風雨に晒された杉板。表面がささくれ、朱の塗りが所々剥げて木地が出ている
- 顔
- 横一文字の目が二つ。口は彫られていない
- モチーフ
- 道しるべ/風見
どんな中身か
- 性格
- 先を急ぐ/引き返せない
- 声
- 声を持たない。板が風を切る「ひゅ」という一音だけで行き先を示す
- 口ぐせ
- (板が右へ傾き、ひゅ、と鳴る)
- 住処
- 人の通わなくなった道の分岐。誰かが立ち止まると、そこから足を抜いて付いてくる
- できること
- 行き先を告げられると、そこへ向かう道のうち「いま歩ける方」を板の向きで示す。距離も所要時間も分からない
- 好き
- 分かれ道/朝のうちの風
- 苦手
- 屋内/舗装された道
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 矢羽根の板を左右両方に付けない
- 目を動かして横を見せない
- 足を二本以上にしない
- 光ったり、地図を宙に映したりする表現にしない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
さきぶれは「連れ出す側」として置く。行き先を告げれば板が傾き、いま歩ける道を示す。ただし距離も時間も分からないので、あと何日かかるのかは誰も知らないまま歩き出すことになる。
噛み合うのは、決断だけは早いのに帰り道を用意しない人間だ。二人とも引き返す算段を持たないので、物語は自然と「戻れないところまで行く」方向へ進む。逆に慎重な相手と組ませると、板が傾いても誰も足を出さず、場面が止まる。止まった時間の長さそのものを描きたいときには、その組み合わせを使う。
この子は道を知っているわけではない。歩ける方を選んでいるだけで、正しい方を選んでいるとは一度も言っていない。廃線跡や、地図から消えた分岐に立たせると、その頼りなさが画になる。えずしろが背負う図面と食い違ったとき、どちらを信じるかで人物の性格が一目で割れる。