きざもり
きざもり/Kizamori
守り手型のこり衆
きざもりは上らせも下らせもしない。あと何段あるかだけを、正確に言う。
どんな形か
肩から膝までが階段状に三段に折れた胴を持ち、頭だけが平たく水平な形
配色
- 本体
#8C7B69踏まれて艶の出た木の色 - 段の縁
#5D4E41角がすり減って濃い - 手すり
#A98F63 - 目
#2E2721
造形
- 胴の正面に三段の段差が刻まれ、上の段ほど角が丸い
- 頭は平たい板状で、水平を保ったまま傾かない
- 片手だけが長く伸びて、手すりを握る形で固まっている
- 足の裏に、上りと下りで違う向きの磨り跡が二種類ある
- 段差の隙間に細かな埃が溜まり、色が一段ぶん暗い
- 大きさ
- 体高40cm・段の一段分にちょうど収まる
- 素材感
- 踏まれ続けた古材。踏むと軋み、軋み方が段ごとに違う
- 顔
- 細い縦長の目が二つと、下がった口の端。頬に木目が斜めに走る
- モチーフ
- 古い階段/手すり
どんな中身か
- 性格
- 数を落とさない/上る人より下る人を気にする
- 声
- 低くゆっくり。ひと言ごとに軋む音が混ざる
- 口ぐせ
- ……あと七段、気をつけて
- 住処
- 町の高低差をつなぐ、急で長い石と木の混じった階段
- できること
- 残りの段数と、その日いちばん危ない段を正確に伝える。階段の最下段より下に降りると段数を忘れ、ただの木の塊になる
- 好き
- 手すりを使う手/踊り場で息を整える人
- 苦手
- 駆け下りる足
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 階段の外へ降ろさない
- 頭を傾けさせない
- 両手を同じ長さにしない
- 段差を四段以上刻まない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
古い階段は、上りと下りで別の場所になる。上るときは目的地までの距離で、下るときは足元の危なさだ。きざもりは下るほうを気にしている。頭が水平のまま傾かないのは、傾けたら段の高さが分からなくなるからだ。
残りの段数と、その日いちばん滑る段を言う。それだけの働きだが、荷物を抱えた人や年を取った人にとっては十分に大きい。最下段より下へ降ろすと段数の記憶は途切れ、ただの磨かれた木の塊になる。階段があるあいだだけ、きざもりは階段のことを知っている。
坂の多い町の話、毎日この階段を使うしかない暮らしの話に置くとよい。段数を数えるという癖は、変化を測る道具にもなる。「去年は休まず上れた」という一行が、そのまま時間の経過になる。みずぐらと組ませると、町の高いところ同士で見晴らしの話ができる。