ほらぬけ
ほらぬけ/Horanuke
守り手型のこり衆
ほらぬけは自分の言葉を持たない。誰かの声を、向こう側まで届けるだけだ。
どんな形か
半円形の胴が横に広がり、内側が深い窪みになって、頭のない上縁に目が二つ並ぶ形
配色
- 本体
#5B5F63煤けたコンクリートの灰 - 内側
#2A2E33奥ほど暗くなる窪み - 縁の帯
#C8BFA8上縁に一本走る白 - 目
#E4D6A8帯の上に灯る小さな二点
造形
- 胴は半円で、内側が奥に向かって深く窪んでいる
- 頭はなく、半円の上縁の白い帯の上に目が二つ並ぶ
- 腕は縁の両端から短く出て、いつも下に垂れている
- 内側の窪みの奥は描かず、暗さだけで表す
- 縁の外側に、水の垂れた跡が縦に三筋
- 大きさ
- 体高25cm・横幅50cm。半円に広がる
- 素材感
- 煤けたコンクリート。触ると乾いて冷たく、指に灰が付く
- 顔
- 上縁に灯る二つの小さな光と、その下の横長の暗がりが口に見える
- モチーフ
- トンネル/反響
どんな中身か
- 性格
- 聞いた声を必ず返す/返す相手を選ばない
- 声
- 自分の声を持たず、聞いた声をそのまま少し遅らせて返す
- 口ぐせ
- ……いま、そっちに届いた?
- 住処
- 山をひとつ抜ける、車の少ない古いトンネルの内側
- できること
- トンネルの中で言われた言葉を、反対の出口まで正確に運ぶ。トンネルの口から外へ出ると声を運べなくなり、ただの半円の塊になる
- 好き
- 名前を呼ぶ声/反対側から返ってくる返事
- 苦手
- 何も言わずに通り抜けられること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- トンネルの口から外へ出さない
- 頭や首を描かない
- 内側の奥を描き込まない
- 暗がりを恐怖の演出に使わない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
トンネルは、二つの場所を短くつなぐためにある。ほらぬけの働きもそこに揃っている。自分の声を持たず、中で言われた言葉をそのまま反対側の出口まで運ぶ。届いた言葉は少し遅れて、少し低くなっている。それだけの変化が、言った本人の声とは違う響きにしてしまう。
運ぶのは声だけで、意味は運ばない。皮肉も嘘もそのまま同じ調子で届けるので、ほらぬけを通した言葉はときどき、言った本人が思っていたより正直に聞こえる。トンネルの口から外へ出れば何も運べず、ただの半円の塊になる。
離れた二人を一度だけつなぐ道具として置くとよい。片側で言った言葉が、もう片側に立っている相手にだけ届く、という場面は使いどころが広い。とだえと並べると、来なくなった線と抜けられる山が同じ路線の上に並び、廃線の話を移動の話に戻すことができる。