とだえ
とだえ/Todae
守り手型のこり衆
とだえは来ない列車を待っている。待つと決めたのではなく、待つことが線路だった。
どんな形か
枕木のように横長の胴が低い二本の脚で支えられ、片方の肩だけ持ち上がった形
配色
- 本体
#6A5B4E油の染みた枕木の焦げ茶 - 草
#8B9A63胴の隙間から生える - 錆
#9A5F3D肩の上に細く一本 - 目
#26201B
造形
- 胴の上面に細い錆色の線が一本だけ残り、途中で途切れている
- 片方の肩だけが持ち上がり、胴全体がわずかに傾いている
- 胴の隙間から草が数本、まっすぐ上に伸びる
- 脚は短く二本きり。前後ではなく左右に開いている
- 目は胴の端に近い位置に二つ。線路の来る方を向いている
- 大きさ
- 体高18cm・横幅65cm。地面すれすれに低い
- 素材感
- 油の染みた古い枕木。触ると指に木くずが付く
- 顔
- 細く伏せた目が二つと、短い一文字の口。頬に草の影が落ちる
- モチーフ
- 廃線跡/枕木
どんな中身か
- 性格
- 待つのをやめない/急かされても振り返らない
- 声
- とても低く、間の長い声。遠くの音を聞くために黙る時間が長い
- 口ぐせ
- ……まだ、来てない
- 住処
- レールの抜かれた廃線跡。草に埋もれかけた枕木の並び
- できること
- 廃線跡の上でだけ、かつて通っていた列車の時刻を正確に思い出せる。枕木の並びから外れると時刻も音も思い出せなくなる
- 好き
- 遠くの雷のような音/季節が変わるときの匂い
- 苦手
- 線路が剥がされること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 枕木の並びから外へ動かさない
- 錆の線を胴の端まで通さない
- 脚を四本以上にしない
- 寂しさを怖さとして描かない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
廃線跡は、なくなった道ではなく、来なくなった道だ。とだえはその違いを体で表している。レールはもう抜かれているのに、胴の上には錆の線が一本だけ残っていて、途中で切れている。切れたところから先を、とだえはいまでも見ている。
思い出せるのは時刻だけだ。何時何分にどちらから来て、何秒で通り過ぎたか。枕木の並びから外れれば、その時刻も走る音も思い出せない。だから草に埋もれても、とだえはそこから動かない。動けないのではなく、動けば待っていた理由がなくなるからだ。
さびしいが、怖くはない。人が近づけばむしろ嬉しそうに、昔の時刻を教えてくれる。町の外れを歩く場面、昔この線で通っていた人が久しぶりに立ち寄る場面に置くとよい。かんかねと並べれば、まだ鳴る踏切と鳴らなくなった線路が一本の線でつながり、時間の落差だけで話がひとつ立ち上がる。