棚
探す
まぶしくて少し痛い、あの季節の物語。(2点)
真夏の入道雲と、古い木造の建物へ上がる石段。段の上に黒い楽器ケースが一つ置かれている。人はいない。短編『八月のメトロノーム』のキービジュアル。表紙はこの絵に題字を載せたもの。
幾重にも重なる草原の丘を、白い風の筋が渡っていく。遠くに浮かぶ雲は動いているのか止まっているのか分からないほど静かで、光の粒だけが草の間できらめいている。誰かを待つ場所のような、丘の情景。
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